YUKOのブログ

日々思っていること、つれづれ

娘と向き合うこと

休日の朝

娘(中1)とケンカした。

 

発端は、朝起こすとか起こさないとか。

 

前日に朝は9時に起こしてと言われた。

 

9時に起こす→起きない→10分後に起こす→起きない→「10時に起こす?」「うん」→10時に起こす→起きない→「お母さんが出る頃に起こすよ」「うん」→11時に起こす「11時だよ」→娘、無言で起きて怒ってトイレへ。

 

その後ろ姿を見てから

「もーーやだ!!何度も何度も起こしても起きなかったし、お母さんが出る頃までほっといていいって言ってたじゃん。それで逆ギレってなに??なんなの?ほんっっと、やだ!」と、独り言のようだったけど、大きな声で言ったワタシ。

 

トイレの方で大きな物音。

 

顔を洗って

 

二間しかない部屋で襖を閉めて閉じ籠ろうとする娘。

 

襖を力づくでこじ開けた。

 

「開けないでよ。なに?あっちいってよ!!」

 

「9時から何度も起こしたよ、何回起こしたかわかんないぐらい、お母さんが出る頃までほっといていいって、言ってたよ、覚えてないの?なんで、お母さんがなんでそんなに怒られなきゃいけないの?なに?何が気に入らないの?」

 

「あっちいってよ!!」

 

「なんでそんなに怒ってんの??なんで?」

 

何も言わずに、睨むだけの娘。

 

怒ると娘はいつも睨むだけで、コトバを発しなくなる。

 

「何にも言いたくない、絶対に言うもんかと思ってるの?いつもそうだよね、自分の気持ちを絶対言わないよね、ヒントも教えてくれないよね、お母さんがひとりで考えろって言われてる気がする、いつも、いつも。いつも、いつも。その答えにたどり着けないかもしれないけど、考え続けるよ、考えるのをやめたら終わりだと思うから。でも、こんなの理不尽すぎる。」

 

言いながら泣けてきた。

 

娘も無言で泣いてる。

 

娘がいる部屋の奥にベランダがあり、洗濯物が干されてる。外は雨が降りだした。

 

泣きながら襖を閉めようとする娘。

 

「待ってよ、洗濯物取り込みたい」

(こんな状況で洗濯物?と、心のなかでツッコミいれつつ)

 

「こんな時に洗濯物??どうでもいいよ、そんなの、そんなのどうでもいい!!」

 

「でも、○○が洗濯した訳じゃないでしょ、お母さんが洗濯物干したんだよ。雨降ってるし、取り込みたい」

 

洗濯物を取り込む。ワタシ。

 

襖を閉めて、家を出た。

 

 

 

 

最近いつも思う。

 

こんなワガママばっかり言ってもいいの?

こんな娘でもいいの?

理想的な娘じゃなくてもいいの?

生意気なこと言ってもいいの?

「チャレンジ」やらないでためててもいいの?

定期テスト勉強しなくても、点数が40点でも?

スマホばっかりみてて全然勉強しない娘でも?

これでも?これでも?

 

と、試されている気がする。

あなたの理想の娘じゃなくても愛せるのか?と、試されている気がする。

 

もしかして、お互いが不安なのか?

もしかして、お互いがお互いに試しているのか?

 

理想の娘じゃなくてもいい?

理想の母じゃなくてもいい?

 

理解のある母親じゃないと信頼してくれないかも?

 

どんな娘でも、どんな時でも味方でいる、当たり前だと胸を張って言えるのか?

 

娘の定期テストの結果が予想を遥かに越えて悪かったのを知ったとき、「成績の悪い生徒」の親になりたくないと思った自分がいた。

なんだかんだ偉そうなことを言っても、結局、成績悪かったり、問題児の親になりたくないと思っている自分を見つけた。

 

コレって、無償の愛とはかけ離れた、条件付きの愛じゃないのか?

 

 

そんなもんなのか、

そんなもんじゃないのか、

一喜一憂したり、右往左往しながら

私の模索はいつまでも続く。

いつまでも。

 

 

娘と向き合うことは自分と向き合うこと。